事務所通信

2012年6月15日 金曜日

なぜ税務調査に入った?Ver1

~KMCアワー~


泉佐野市の税理士・会計事務所の熊野雅樹税理士事務所(KMC)が知っていると役に立つお得な情報をお届けするKMCアワーの時間がやってきました(*^^)v

本日は、「会社経営者が知っておくべき税務調査の知識_第19弾」として、

『なぜ税務調査に入った?Ver1』をお届けします!!

それでは、はじまり~、はじまり~!!sign03



なぜ税務調査に入った?Ver1

税務調査に入られやすい会社には、入られやすくなる理由や、ある程度パターンがあるのですが、実は税務調査自体の目的ではないのに、税務調査に入れることがあります。
わかりにくいポイントなので、しっかり説明したいと思います。


税務署は常日頃から、脱税者(社)を捕まえるために、あらゆる面から情報収集を行っています。例えば、税務調査を行うと、その取引先や取引金額を情報として残しています。また、税務調査に入らなくても、雑誌・チラシの広告から情報収集したり、街を歩いていた際に見かけた駐車場の台数から、持ち主が確定申告を適正にしているのかまでチェックしているのです。

つまり、税務署にとっては、常日頃から収集している情報が大事であり、その情報を取るためならかなりの努力をするというわけです。


そこで行われるのが、「情報収集のための税務調査」です。ある会社に税務調査に行くのですが、その会社が適正な申告・納税をしているのかをほとんどチェックもせずに、その取引先や顧客データを収集しているのです。
経営者からすると、本当に迷惑な税務調査なのですが、実際にはこのような税務調査もあるのです。

具体的には、

・保険の代理店のところに税務調査に入って、顧客リストを情報収集
 → 節税目的や資産家を洗い出しています

・証券会社やFX会社
 → 副収入を得ているのに確定申告していない人を洗い出しています

・不動産仲介会社
 → 不動産を売却・購入したのに確定申告していない人を洗い出しています

これらは例示であって、他にも情報収集のための税務調査は行われているのです。
もちろん税務署は、「情報収集のための税務調査なので、御社には関係ないですよ」とは言ってくれませんので、税務調査が始まってみないと、「これはまさか情報収集のためだけなの?」ということはわかりません。

時間が取られて迷惑な反面、自社に追徴税額がなどがあまり発生しない分、少し喜んでもいい種類の税務調査なのかもしれません。


いつも最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございますm(__)m

いかがでしたでしょうか?!ご参考になりましたでしょうか?!

6月入ってから初投稿です!!
6月は扁桃腺が腫れて40度の熱でうなされるスタートでした。sad
まだまだ本調子ではないですが、ようやく動き回れるようになりました!!
ご迷惑をおかけいたしました。

また、お困りのことがございましたらいつでもお手伝いさせていただきますので、
泉佐野市の会計事務所、熊野雅樹税理士事務所までご連絡ください。telephone
お待ちしております!!

それでは!!happy01paper




投稿者 熊野雅樹税理士事務所


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